美人画展
6月も下旬に入り、東京はお天気がパッとしないぐずぐずした毎日が続いております。
当館の夏季展もあっという間に中盤となりました。
本日は、夏季展「近代日本の美人画」展のご案内です。

女性美を題材とした絵画は、古今東西を問わずさまざまな文化のもと、多彩に描かれてきました。「美人画」といわれて、江戸時代浮世絵に描かれた優美にして絢爛たる表現を想起する人も多いかもしれませんが、しかし一説にこの言葉が現れたのは、大正時代のはじめ、文展の会場で、鏑木清方、上村松園、池田輝方、池田蕉園、北野恒富らの作品が、妍を競っていたころのことと言われています。浮世絵に描かれた美人絵図の流れを受けながらも、そこには近代の日本画の表現構築に研鑽を続けていた近代日本画たちによる、新たな女性像の創造への気概が感じられます。本展では、鏑木清方、上村松園の作品をはじめ、清方の弟子である伊東深水、山川秀峰など、個性豊かな才能あふれる近代日本画家たちにより描かれた、心奪われる女性美の世界をご堪能いただけます。
夏季展は7月18日(月)の海の日まで開催中です。
皆様のご来館をお待ちしております。
当館の夏季展もあっという間に中盤となりました。
本日は、夏季展「近代日本の美人画」展のご案内です。

女性美を題材とした絵画は、古今東西を問わずさまざまな文化のもと、多彩に描かれてきました。「美人画」といわれて、江戸時代浮世絵に描かれた優美にして絢爛たる表現を想起する人も多いかもしれませんが、しかし一説にこの言葉が現れたのは、大正時代のはじめ、文展の会場で、鏑木清方、上村松園、池田輝方、池田蕉園、北野恒富らの作品が、妍を競っていたころのことと言われています。浮世絵に描かれた美人絵図の流れを受けながらも、そこには近代の日本画の表現構築に研鑽を続けていた近代日本画たちによる、新たな女性像の創造への気概が感じられます。本展では、鏑木清方、上村松園の作品をはじめ、清方の弟子である伊東深水、山川秀峰など、個性豊かな才能あふれる近代日本画家たちにより描かれた、心奪われる女性美の世界をご堪能いただけます。
夏季展は7月18日(月)の海の日まで開催中です。
皆様のご来館をお待ちしております。