色紙十二ヶ月図

新春展が始まり、間もなく1か月が経とうとしています。

野間コレクションの主要な部分を占める、十二ヶ月図。それは、近代日本画家たちが描いた色紙群です。

講談社の初代社長である野間清治が大正末から昭和初期にかけて、『キング』、『少年倶楽部』、『少女倶楽部』、『婦人倶楽部』など、九冊の月刊誌の表紙絵として、大量の十二ヶ月図の作品を集めました。結局昭和13年の死去の前後までに、およそ500タイトル、計6千枚を超える色紙が集まり、当時活躍中の画家の多くが野間に十二ヶ月図を寄せたために、さながら昭和初期の画壇の様子を俯瞰するかのような厚みのあるコレクションになっています。

これらの色紙は画家たちによって丁寧に描きこまれ、十二ヶ月、という主題に対し、花鳥、山水、人物など、それぞれを得意とする画家たちがさまざまな解釈で挑んでいます。それらの違いを見比べるのも楽しいかもしれませんね。

今週は寒い日が続きますが、暖かい野間記念館でゆっくりと時を過ごされてはいかがでしょうか。

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Author:nomamuseum
講談社野間記念館は講談社の創業90周年を記念して設立されました。講談社創業者の野間清治が大正から昭和初期にかけて収集した「野間コレクション」、明治から昭和にかけての「出版文化資料」、講談社とゆかり深い画家の「村上豊作品群」などの珠玉の作品が展示されています。閑静な目白の杜に囲まれながら憩いのひと時をお過ごしください。

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