9月ももうすぐ終わりとなりますが、最近は雨が続き、気温もだいぶ下がってきました。
目白通りは銀杏の実がなり、キンモクセイの花も少しずつ咲き始めています。
さて、講談社野間記念館では、9/8(土)より、秋季展
横山大観と再興院の仲間たち展が始まりました。
平成30年(2018)に、生誕150年、没後60年を迎えた、横山大観(1868~1958)。
明治、大正、昭和にわたり日本画の革新運動を牽引し続けた近代日本画を代表する画家であり、その90年にわたる生涯は、新日本画創造のために費やされたといっても過言ではありません。
近代日本画の巨星が描きだした作品は、今も私たちに感動を与え続けています。大観の画業がもっとも充実したとされる大正期。彼は、亡師・岡倉天心の意志をつぐとして、大正3年(1914)日本美術院を再興しました。
大観が院の仲間と活躍している頃、野間清治は、野間コレクションの収集をはじめています。
今回の展示では、大観の作品と院に集った画家たちの佳作をあわせてご覧いただきます。
主な作品は横山大観「千与四郎」・「霊峰」・「春雨」・「大正大震災大火災」など。
色紙十二ヶ月図を含む計165点が展示されています。
今年は大観の生誕150周年という記念すべき年となっています。
じっくりと作品の数々をお楽しみいただければ幸いです。
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